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災害時に糖尿病患者さんが用意すべき物品の一覧

災害時に糖尿病患者さんが用意すべき物品の一覧

公開日: 2019年10月12日

最終更新日: 2019年10月29日

 
災害時に糖尿病患者さんが用意すべき物品一覧
 
 
自然災害時には、日用品、医薬品の入手が困難となったり、
 
本人が意識を失い、治療内容が不明になる場合があります。
 
糖尿病患者さんは下記の物品を確認しましょう。
 
 
(1)防水のバック・ケース
 
まとめて、持ち運びできるようにします。
書類が水に濡れる可能性があり、防水が好ましいです。
 
 
(2)必要な書類・情報:紙に記入して下さい
 
・糖尿病のタイプ(例:1型糖尿病、2型糖尿病など)
 
(1型糖尿病の方ではインスリンが生命維持に必要なため、糖尿病のタイプが分かると良いです。)
 
・その他の持病(高血圧、高脂血症、心臓病など)
 
・薬・食物アレルギーの有無
 
(本人が意識不明のときの薬剤投与にはアレルギーの情報が必要です。)
 
・お薬手帳の原本、または、コピー(かかりつけの調剤薬局名を含む)
 
(調剤薬局が分かれば、本人が薬を紛失しても、投与薬が分かります。)
 
・現在の薬(インスリン含む)、服用量、服用時間、食事指導の内容(カロリー、タンパク量など)
 
(薬手帳の内容は実際の投薬内容と異なる場合があります。
 
残薬がある場合に処方を調整したり、
インスリンの単位数を調整して投与している場合におこりえます。
 
そのため、投薬内容は、別に記載した方が安全です。)
 
・本人や家族の名前・住所・電話番号(携帯電話・緊急連絡先)
 
・糖尿病連携手帳、検査結果(HbA1c等の検査結果用紙)
 
(緊急時に薬を投薬する場合に、普段の病状を把握するのに使います。)
 
・かかりつけの医療機関、主治医の名前、電話番号、住所
 
・健康保険証のコピー
 
・写真付き身分証明書のコピー
 
(本人が意識障害がある場合の本人確認に必要です。)
 
スマートホンによる写真記録でもよいですが、スマートホンが壊れる可能性も考慮すると、紙の記載も併用した方が安全です。
 
 
(3)使用中の薬など
 
・現在、投薬中のインスリン等のすべての薬
 
(水に濡れる場合や、紛失した場合も考慮して、二つに分けた方が良い場合もあります。
 
最低3日分以上、期限切れの薬もとりあえず持っておきます。)
 
・血糖測定器、血糖測定チップ、血糖測定の穿刺針、酒精綿
 
・インスリンの針等を捨てるためのペットボトル・堅牢な容器
 
・低血糖時のブドウ糖
 
・自己血糖測定手帳
 
(普段の血糖値が分かると、良いです。)
 
(4)一般的な災害対策用品
 
・水・食料
・応急処置の用品
・携帯電話
・懐中電灯とバッテリー
・予備の電池などの充電用品
・ビニール袋
・その他
 
以上になります。
 
特に、自分の医療情報は、本人しか分からない場合があります。
 
情報はコピーして、家族と共有して、保存しましょう。
 
これ以外にも、一般向けの防災用品など、用意すべき物品がある場合がありますので、各種の情報を参照してください。
 
 
文責・名古屋市名東区 糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔
 
 
参考リンク
糖尿病災害時サバイバルマニュアル 第2版 一般社団法人 臨床糖尿病支援ネットワーク
 
糖尿病患者さんの災害への備え 一般社団法人 日本糖尿病協会
 
DDRC Diabetes Disaster Preparedness Plan – Short Version
   
→ 「糖尿病内科 in 名古屋」の記事一覧
 
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