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糖尿病の予防に効果的なフルーツとは

糖尿病の予防に効果的なフルーツとは

公開日: 2019年12月24日

最終更新日: 2019年12月24日

 
糖尿病の予防に効果のある果物には、ブルーベリー、ブドウ、リンゴ、バナナ、グレープフルーツが知られています。
 
この果物の中でも、ブルーベリーが最も糖尿病予防に効果的です。
 
 
 
糖尿病予防に有益なフルーツ
 
 
 
フルーツには、健康維持に有益な可能性のある繊維、抗酸化物質、ビタミンなどが豊富に含まれています。
 
糖尿病を含む多くの慢性疾患の予防には、果物を多く摂取することが推奨されています。
 
(野菜と果物を合わせて、1日400g以上の摂取が推奨されています。(1)
 
フルーツには、ブドウ、モモ、プラム、アプリコット、プルーン、バナナ、メロン、リンゴ、ナシ、オレンジ、グレープフルーツ、イチゴ、ブルベリーなどさまざまな種類のものがあります。
 
フルーツと言っても、種類によって含まれている栄養素は異なります。
 
そのため、どんなフルーツが糖尿病の予防に良いのかの調査が行われました。
 
 
 
糖尿病発症予防のアンケート調査
 
 
 
米国の女性 151209人と男性 36173人を対象として、フルーツの食習慣が、糖尿病の発症にどのように影響するかを調査した研究では、次の結果が得られています。
 
糖尿病の発症予防には、ブルベリーが最も効果的だと判明しました。
 
週3回ブルベリーを摂取すると、糖尿病を発症するリスクが、約26%減少します。

 
他のフルーツでは、糖尿病の発症リスクは、ブドウ 約12%、リンゴ 7%、バナナ・グレープフルーツ 5%と、わずかながら減少します。
 
桃、プラム、オレンジ、いちごには、予防効果はなく、マスクメロンでは、逆に糖尿病の発症リスクが若干上昇しました。
 
 
フルーツによる糖尿病の発症リスクの低減効果
Isao Muraki et al. BMJ 2013より引用
 
 
この研究では、果物を食べる代わりに、フルーツジュースではどうなるかも検討されていますが、
 
フルーツジュースを飲むと、逆に糖尿病の発症リスクが上がってしまうことが判明しました。
 
フルーツの違いによって、なぜ、糖尿病の予防効果に差があるのかは、はっきりとした答えは得られていません。
 
糖尿病の予防には、フルーツジュースの代わりに、ブルーベリーを週3回は食べるのが良さそうです。
 
 
 
 
参考文献
 
Isao Muraki et al. Fruit consumption and risk of type 2 diabetes: results from three prospective longitudinal cohort studies BMJ 2013
 
WHO Promoting fruit and vegetable consumption around the world
 
 
 
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文責・名古屋市名東区 糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生