肥満症と合併症
肥満症と合併症
公開日: 2019年5月1日
最終更新日: 2022年12月31日
肥満は、 脂肪組織が過剰に蓄積した状態であり、BMI(body mass index 体重(kg)÷身長の二乗の値)が、25kg/m2以上の人をさします。
肥満になると、次のような様々な合併症をきたしやすくなります。
肥満の原因は、長期にわたるエネルギー摂取とエネルギー消費(基礎代謝、及び、身体活動等によるエネルギー消費)不均衡によって生じます。
肥満症は、糖尿病と同じく、食習慣・運動習慣などの生活習慣(環境因子)と体質などの遺伝素因が関与する事が知られており、遺伝率は、約66%にも及びます。
家族全員が肥満の方などもみえるのではないでしょうか?
その他の肥満症の原因としては、新陳代謝のホルモンである甲状腺ホルモンが不足していたり、コルチゾールというストレス時に副腎皮質から分泌されるホルモンが過剰になっている場合があります。
肥満症の治療は、ホルモン異常などの原因がある場合には、ホルモンの補充等を行い、
生活習慣に問題がある場合には、現在の摂取カロリーを把握するための栄養指導や運動習慣の指導を行います。
肥満症でお困りの方は、一度、ご相談下さい。
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文責・名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生