高血圧症のタイプ 本態性高血圧と二次性高血圧とは?
高血圧症のタイプ 本態性高血圧と二次性高血圧とは?
公開日: 2019年5月1日
最終更新日: 2022年12月31日
高血圧は、日本では4300万人(男性 2,300 万人,女性 2,000万人)の人が罹患されている最も多い慢性疾患の一つです。
高血圧症は、大別して、明らかな原因のない本態性高血圧と、特有の基礎疾患によって血圧上昇をきたす二次性高血圧に分類されます。
本態性高血圧症は、日本人の高血圧症の9割以上を占める高血圧であり、一般的に、加齢とともに増加します。
血圧が上昇する背景には、加齢に伴う動脈硬化などのさまざまな機序が考えられています。
二次性高血圧は、他の基礎疾患や原因があり、高血圧をきたした高血圧です。
二次性高血圧の原因としては、次のような様々な原因が考えられます。
本態性高血圧か、二次性高血圧かどうかは、病歴を聴取したり、血液検査などを行わないと分からない場合が多いのですが、次の特徴がある人は、二次性高血圧の精査を行った方がよいでしょう。
健康診断で高血圧症を指摘されたら、二次性高血圧を鑑別できる専門家に受診しましょう。
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文責・名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生