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原発性アルドステロン症とは

原発性アルドステロン症とは

公開日: 2019年5月1日

最終更新日: 2021年9月22日

 
高血圧患者の9割以上は、明らかな原因を認めない本態性高血圧です。
 
しかし、一部の高血圧の原因として、ホルモン異常が認められる場合があります。
 
原発性アルドステロン症は、高血圧の原因となる代表的なホルモン異常です。
 
原発性アルドステロン症は、かつては高血圧患者に占める割合は、約1%程度と考えられていました。
 
しかし、近年では、高血圧の原因精査をおこなう事が推奨された結果、原発性アルドステロン症は発見されることが多くなり、高血圧患者の約5%を占めると考えられています。
 
アルドステロンは、腎臓でナトリウムと水分の再吸収を促すことで、体を循環する血液の量(=循環血漿量)を増やし、血圧を維持する働きを持ちます。
 
健常者では、副腎からのアルドステロンの分泌は、体液量に応じて分泌されるレニンというホルモンによってコントロールされています。
 
しかし、原発性アルドステロン症では、このアルドステロンが、自律的に(=勝手に)過剰に分泌されてしまうことで血圧上昇をきたします。
 
原発性アルドステロン症の代表的な症状には、次のものがあります。

  • 高血圧(収縮期、拡張期の両方が高い)
  • 電解質異常(低カリウム血症)
  • 発作性の筋力低下(電解質異常による)

 
原発性アルドステロン症の診断は、初めに、血液検査で、安静時のレニンとアルドステロンを測定します。
 
そして、検査結果に異常が認められた場合には、様々な負荷試験等を行い、診断を確定します。
 
原発性アルドステロン症は、若年者でも発症することの多い病気です。
 
そのため、

  • 若年者で不釣り合いな高血圧を認める。
  • ここ数年で急激に血圧が上昇してきた。

 
以上に当てはまる方は、一度、ホルモン異常のチェックを行った方が良いでしょう。
 
 
名古屋糖尿病内科
 
 
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文責・名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生
 

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