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糖尿病の三大合併症とは? ー 網膜症・腎症・神経症のまとめ

糖尿病の三大合併症とは? ー 網膜症・腎症・神経症のまとめ

公開日: 2019年9月28日

最終更新日: 2019年11月11日

糖尿病と糖尿病合併症
 
 
「糖尿病を放置すると、失明したり、透析することがあるの!?」
 
糖尿病は自覚症状に乏しい病気ですが、健康診断で早期発見に努めています。
 
これは、糖尿病は、長期間、高血糖が続くことにより、全身の様々な臓器が痛んでくるからです。
 
人によっては、糖尿病が発見された時に、失明直前だったり、腎臓が悪くなり、透析の導入直前になることさえあります。
 
糖尿病により生じた臓器障害は、糖尿病性合併症と呼ばれています。
 
合併症には様々なものがありますが、
 
糖尿病の合併症が怖いのは、
病気が相当悪くならないと、
自覚症状に乏しい点です。

 
糖尿病は全身に悪影響を及ぼす病気です。
 
糖尿病に特徴的な合併症として、

 
三大合併症と呼ばれる網膜症、腎症、神経症があります。

 
それぞれについて、簡単に説明すると、
 
 
「糖尿病網膜症」
 
糖尿病網膜症は、高血糖により、眼の網膜にある非常に細い血管が痛む合併症です。
 
糖尿病網膜症は、自覚症状がないまま進行し、失明に至ることがあり、日本人の失明原因の2位(年間3000人)を占めています。
 
早期発見と進行予防のために、年に1回以上の眼底検査を行うことが必要です。
 
→ 糖尿病網膜症 の解説記事
 
 
「糖尿病腎症」
 
糖尿病腎症は、高血糖により、腎臓にある非常に細い血管が痛む合併症です。
 
腎臓は、血液をろ過する濾過機のような働きをしています。
 
血糖値が高くなると、血液をろ過する際に、腎臓の細かい血管が徐々に傷みます。
 
血管の痛みが激しくなると、血液をろ過して作った尿の中に、本来なら体の外に漏れないようにしている蛋白が漏れてきます。
 
(=尿中にタンパクが漏れている状態を、蛋白尿と呼びます。)
 
放置すると、腎臓の血管は徐々につぶれてしまい、進行すると、尿をつくる腎臓の機能が失われます。
 
最終的には、腎機能は廃絶し、水分や塩分、老廃物が体にたまるようになり、透析が必要になります。
 
自覚症状がないまま進行していくため、早期発見のためには、定期的に腎臓の検査が必要です。
 
→ 糖尿病性腎症 の解説記事
 
 
「糖尿病神経障害」
 
糖尿病神経障害は、慢性的に高血糖が続くことにより、身体の神経が障害される病気です。
 
神経には、運動神経、感覚神経、自律神経などの神経がありますが、糖尿病神経障害では、これらの神経が傷みます。
 
糖尿病神経障害で代表的なものは、足の先や裏、手の指に痛みやしびれなどの感覚異常が生じる合併症です。
 
これらは、手袋や靴下で覆われる部分に、“左右対称”に出現する特徴があります。
 
進行して知覚が低下した結果、足の間隔がなくなり、足潰瘍や足壊疽となる患者さんもいます。
 
また、内臓の神経が障害されると、胃の不快感が生じたり、便秘や下痢をきたすこともあります。
 
→ 糖尿病性神経障害 の解説記事
 
自覚症状がある場合は、早めに先生に相談しましょう。
 
 
以上が、糖尿病の三大合併症の網膜症、腎症、神経症です。
 
糖尿病は早期には自覚症状はありませんが、放置すると怖い病気です。
 
健康診断で異常を指摘されたら、当院にご相談下さい。
 
 
文責・名古屋市名東区の糖尿病内科 アスクレピオス診療院 服部 泰輔
 
 
 
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