高血圧と献血
高血圧と献血
公開日: 2021年7月1日
最終更新日: 2022年12月28日
今回は、高血圧の人が献血する際の疑問・注意点についてまとめました。
内容は、日本赤十字社のホームページを参考にしております。
→ 日本赤十字社 献血のQ&A
献血の可否については、最終判断は、献血センターの医師が行います。
ご不明な点がある場合には、受診前に献血センターにお問い合わせ下さい。
血圧が非常に高いとき(最高血圧 180mmHg以上、または、拡張期血圧110mmHg以上)に採血すると、血液循環に関係する心臓などに負荷がかかり、合併症を生じる可能性があるため、献血できません。
血圧が非常に高い方は、診察室でのみ血圧が高くなる白衣高血圧や、診察室では血圧が正常ですが、家庭では血圧が高くなる仮面高血圧の可能性があるため、自宅で血圧を測定しましょう。
→ 正しい血圧測定の方法の解説 - 家庭で血圧を測定する際の注意点とは
→ 高血圧緊急症:血圧180/120㎜Hg以上の時に注意すべき病気
白衣高血圧の解説
→ 仮面高血圧の解説
降圧薬は、献血時の当日に内服していても献血可能です。
以上です。
高血圧による脳や心臓などの血管の病気のある人や、腎臓が悪い人などは、献血前に、医師に献血が可能かどうかを確認しましょう。
アスクレピオス診療院では、糖尿病や高血圧の生活習慣病の専門家が治療に当たっています。
高血圧のことでお困りなら、当院にご相談ください。
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