高血圧と高血圧症の違いとは
高血圧と高血圧症の違いとは
公開日: 2021年10月10日
最終更新日: 2022年12月28日
高血圧と高血圧症は、ほぼ同義で使用されることも多いのですが、高血圧と高血圧症には次にような違いがあります。
高血圧は、血圧が基準値を超えて高い状態を指します。
高血圧症は、血圧が長期間にわたり、基準値を超えて高くなった結果、高血圧の合併症をきたしうる状態を指します。
→ 高血圧の診断基準の解説記事
→ 高血圧の合併症の解説記事
一読すると、分かりにくいかもしれません。
例を挙げて、違いを説明すると、高血圧は、痛み刺激などの一時的なストレスによって、血圧が上昇し、基準値を超えた場合にも、一過性の高血圧があると表現できますが、一過性の高血圧症があるとは言いません。
簡単に説明すると、高血圧は、一時的、もしくは、長期間継続する血圧の上昇を指しますが、高血圧症は、一般的には長期間継続する血圧の上昇のみを指すといったところでしょう。
以上です。
アスクレピオス診療院では、糖尿病や高血圧の生活習慣病の専門家が治療に当たっています。
高血圧のことでお困りなら、当院にご相談ください。
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文責・名古屋市名東区 糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生