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緑茶による高血圧の改善効果とは|名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院|名東区の糖尿病専門医

緑茶による高血圧の改善効果とは

緑茶による高血圧の改善効果とは|名古屋糖尿病内科 アスクレピオス診療院|名東区の糖尿病専門医

緑茶による高血圧の改善効果とは

公開日: 2021年10月4日

最終更新日: 2021年10月14日

 
緑茶の降圧作用について
 
緑茶は、チャノキ(学名:カメリア シネンシス)の葉の成分を湯や水で抽出した世界中で広く消費されている飲料です。
 
歴史の中で、お茶が登場するのは中国最古の薬物書である『神農本草経』であり、古い時代からお茶は飲まれていました。
 
緑茶には様々な健康促進効果があると言われており、その健康効果は、主に、緑茶の成分であるカテキンに起因します。
 
カテキンはポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。
 
緑茶の健康効果は、日本人40530人を対象とした臨床研究によると、1日に5杯以上の緑茶を飲んでいる人は、1日1杯以下しか緑茶を飲まない人に比べて、心臓発作や脳卒中による死亡のリスクが26%低く、すべての原因による死亡のリスクが16%低かったことが報告されています。
 
緑茶の健康効果は絶大といったところですね。
 
緑茶の習慣的な服用によって、心血管のイベントが減少する原因の一つとしては、緑茶には、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を低下させる効果があることが考えられています。
 
緑茶のカテキンには、動物実験では血管を拡張し、血圧を下げる効果が認められていたものの、緑茶の降圧効果は、研究によって一定せず、長い間、定まっていませんでした。
 
2020年に発表された1697人の被検者を対象とした24件の臨床試験をまとめて解析したメタアナリシスでは、緑茶の習慣的な服用には、収縮期血圧と拡張期血圧を1mmHg程度低下させる効果があったと報告されています。
 
緑茶には、血圧を下げる効果はあるものの、約1mmHgの低下作用のため、緑茶の降圧効果はあったとしても大きくないというところですね。
 
緑茶には、さまざまな良い健康増進効果があるため、定期的に緑茶を飲む習慣を作りましょう。
 
 
 
「参考」
 
お茶の成分のカテキンの健康効果の例

  • 抗酸化作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗ガン作用
  • コレステロールを下げる作用
  • 糖の吸収を穏やかにする作用
  • 殺菌作用
  • 虫歯・口臭予防
  • 肥満予防

 
 
 
参考文献
 
Kuriyama S et al. Green tea consumption and mortality due to cardiovascular disease, cancer, and all causes in Japan: the Ohsaki study. JAMA. 2006
 
Renfan Xu et al. Effect of green tea supplementation on blood pressure Medicine. 2020
 
 
 
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文責・名古屋市名東区 糖尿病内科 アスクレピオス診療院 糖尿病専門医 服部 泰輔 先生
 

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